Debut! 2023版 表紙作品応募テーマ「ワタシの未来」
Debut! 2023版は中学生から大学生まで、幅広い年代層からご応募いただきました。激戦の結果、以下の作品が入賞しました。
審査:今年も2人の方に審査員をお願いしました。
2022年12月の選考会の様子
グランプリ
小島 菜美子さん
新潟県立
高田北城高等学校 3年
「自分たちの先に待つ、明るい未来をイメージして描きました。女の子の表情や、ピンクと黄色の配色は将来への期待や希望を表しています。また、海をさまようように、右も左もわからない私たちが、一つの夢に向かっている様子を表現しました。」
【講評】
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- 魚という視点が面白い。未来というと空に向かって行きそうだけど、日本海があるこの地域ならではの発想で、そこもいい。表紙に合う爽やかさ、前向きさが感じられる。【大塚】
- 温かみと懐かしさを感じるが、新鮮な色合い。シンプルな中にいろんな描き方の工夫が見られて面白い作品になっている。【五十嵐】
準グランプリ
木花 葵さん
富山大学2年
「学生の頃の自分を、大人になった自分が迎えに来るというストーリー。背景のポップな模様とロゴに合わせたカラフルな色調で、未来の明るさ、大人になるワクワク感を表しました。進路選択に不安を持つ高校生の方々に、自分のやりたいことに向け進む楽しさを感じてほしい。そんな想いを込めています。」
【講評】
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- カラフルでポップ。リズム感があり楽しさが伝わり、表紙に合う作品。色味もいい。【大塚】
- ロゴに合わせた配色が効いている。不安な自分と希望にあふれる自分が表情で描き分けられているのもいい。【五十嵐】
滝澤 和音さん
高校2年
「『ワタシの未来』を星として具現化しました。暖かみのある色で照らし、自身に勇気と希望を与えてくれます。」
【講評】
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- すごく丁寧に描き込まれていて技術力が高い。神秘的で真面目に未来を見つめている。独特の世界感を持った作品。【大塚】
- 肌や髪、惑星を細かく描き分けていてとても美しい作品。未来は明るいだけじゃなくてまだ得体が知れないものとして、独特の捉え方をしている。【五十嵐】
大塚いちお賞
丸山 美桜さん
妙高市立新井中学校2年
「男性の背中の小さな羽で、まだ成長中だということを表しました。木には思い出の品や社会人へのあこがれを詰め込んで、これまでを振り返り未来に希望を持っていることを表しました。表紙ということで目を引くデザインになるように男性にハイライトを多く入れて背景は淡い色にし、主役を目立たせました。」
【講評】
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- 手描きで描いている楽しそうな様子が想像できて、好感が持てる作品。背中の羽や木の中のいろんなモノがきちんと描かれている。1枚の絵として面白い。【大塚】
五十嵐史帆賞
梨本 萌絵さん
つくば開成学園高等学校2年
「手をかざすポーズには、未来、将来への希望や強い眼差しを表し、手で光を遮ることで未来への不安もあることを表現しました。また、草むらの中にいることで周りに影響を受けながらも自分の道を見つけ出すような表現をしました。難しかったですが、自分の思う「ワタシの未来」を描くことができたと思います。」
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- 光を直接描いていないが、影の描きかたが独特で明るい未来を予測させる。困難も乗り越えていけそうな強さも感じさせてくれる。【五十嵐】
優秀賞
宮下 星奈さん
上越市立春日中学校1年
布施 那桜さん
高田北城高等学校2年
春日 彦那生さん
高田農業高等学校1年
木村 日耀さん
柏崎総合高等学校2年